中学生の「食べる量」に驚いていませんか?
こんにちは!保育士で3児のママをしている、きっずらいおんのらいおんmamaです。
中学生になった息子を見ていると、「さっきご飯をおかわりして食べたばかりなのに、もうお腹空いたって…」どんだけ食べるん⁉という場面、ありませんか?
我が家の長男も中学生になってから、食べる量が本当に驚くほど増えました。夕食のおかわり3杯は当たり前、給食も足りなくてお腹すいたと帰ってきて食べて、部活行って帰ってきて食べて、風呂上りもまたなんか食べて・・・「足りない」と言われる日々…。最初は「食費どうしよう」と焦りましたが、これこそまさに成長期のサインなんですよね。
中学生の時期は、人生で最も体が大きく成長する貴重な時期です。特に男子は身長が年間10cm以上伸びることもあり、女子も骨密度を高める大切な時期。この時期にしっかりと栄養を摂ることが、将来の健康な体づくりの土台になります。
でも、ただ量を食べればいいわけではないんです。成長に必要な栄養をバランスよく、美味しく食べられる工夫が大切。
今日は、実際に我が家で実践している「体を大きくする食事メニュー7選」と、成長期に必要な食べる量の目安をご紹介します。毎日の献立作りに悩んでいるママの参考になれば嬉しいです。
中学生の成長期|どれくらい食べる量が必要?
成長期の中学生に必要なエネルギー量
まず知っておきたいのが、中学生がどれくらいのエネルギーを必要としているかということ。
- 中学生男子(12〜14歳): 約2,600〜3,000kcal/日
- 中学生女子(12〜14歳): 約2,400〜2,700kcal/日
※活動量によって必要量は変動します
これ、大人の成人男性(約2,200〜2,600kcal)や成人女性(約1,700〜2,000kcal)と比べても、かなり多いですよね。部活動をしている子なら、さらにプラス300〜500kcalは必要になります。
「お腹いっぱい」のサインを大切に
保育士として多くのお子さんを見てきて感じるのは、子どもの「お腹空いた」という声は、体が成長を求めているサインだということ。
「食べ過ぎじゃない?」と心配になる気持ちもわかりますが、成長期の子どもは基礎代謝も高く、運動量も多いため、大人が思っている以上にエネルギーを消費しています。
ただし、スナック菓子やジュースでお腹を満たすのはNG。栄養バランスの取れた食事で、しっかりとエネルギーを補給することが大切です。
成長期に必要な5大栄養素とは?
体を大きくするためには、ただカロリーを摂るだけでなく、成長に必要な栄養素をバランスよく摂ることが重要です。
1. タンパク質|筋肉・骨・血液を作る
なぜ必要? タンパク質は体の組織を作る材料。成長期には、骨や筋肉が急激に発達するため、十分な摂取が欠かせません。
1日の目安量:
- 中学生男子: 約60g
- 中学生女子: 約55g
多く含む食品: 肉類、魚類、卵、大豆製品、乳製品
2. カルシウム|丈夫な骨を作る
なぜ必要? 成長期の骨は急速に伸びるため、カルシウムが大量に必要です。この時期に骨密度を高めておくことが、将来の骨粗しょう症予防にもつながります。
1日の目安量:
- 中学生男女共通: 約1,000mg
多く含む食品: 牛乳、チーズ、ヨーグルト、小魚、豆腐、小松菜
3. 鉄分|血液を作り、酸素を運ぶ
なぜ必要? 成長期は血液量も増加し、特に女子は月経が始まることで鉄分が不足しがち。貧血予防のためにも意識的に摂りたい栄養素です。
1日の目安量:
- 中学生男子: 約11.5mg
- 中学生女子: 約12mg
多く含む食品: レバー、赤身肉、マグロ、カツオ、ほうれん草、ひじき
| 年齢 | 男子 | 女子(月経なし想定) | 女子(月経あり想定) |
|---|---|---|---|
| 10〜11歳 | 10.0 mg | 9.5mg | 13.5 mg |
| 12〜14歳 | 11.0 mg | 10.0mg | 14.0 mg |
| 15〜17歳 | 9.5 mg | 7.0mg | 10.5 mg |
| 18歳以上 | 7.5 mg | 6.5mg | 11. mg |
※数値は「日本人の食事摂取基準(2025年版)」を参考にした目安です。
成長や月経の有無、体格により必要量には個人差があります。
4. ビタミンD|カルシウムの吸収を助ける
なぜ必要? カルシウムを摂っても、ビタミンDがないと体に吸収されにくくなります。骨の成長には必須の栄養素です。
多く含む食品: サケ、サンマ、きのこ類、卵黄
5. 炭水化物|エネルギー源
なぜ必要? 脳や体を動かすエネルギー源。成長期の子どもは活動量が多いため、十分な炭水化物が必要です。
多く含む食品: ごはん、パン、麺類、いも類
【実践編】体を大きくする食事メニュー7選
メニュー1: 鮭のチャンチャン焼き風
このメニューのポイント:
- 鮭でタンパク質とビタミンD
- 野菜たっぷりでビタミン・ミネラル
- 味噌の風味で食欲増進
材料(4人分):
- 生鮭 4切れ
- キャベツ 1/4個
- もやし 1袋
- にんじん 1/2本
- ピーマン 2個
- バター 20g
調味料:
- 味噌 大さじ3
- みりん 大さじ2
- 砂糖 大さじ1
- 酒 大さじ1
作り方:
- 野菜はすべて食べやすい大きさに切る
- フライパンにバターを熱し、鮭を両面焼く
- 野菜を加えて炒め、調味料を混ぜ合わせたタレを回しかける
- 蓋をして5分ほど蒸し焼きにして完成
1人分でタンパク質約25g、カルシウム約50mg、ビタミンD約25μg摂取できます。
メニュー2: 牛肉とほうれん草のオイスター炒め
このメニューのポイント:
- 牛肉で良質なタンパク質と鉄分
- ほうれん草でさらに鉄分とビタミンを補給
- オイスターソースのコクで食べやすい
材料(4人分):
- 牛薄切り肉 400g
- ほうれん草 1束
- にんにく 1片
- ごま油 大さじ1
調味料:
- オイスターソース 大さじ2
- しょうゆ 大さじ1
- 酒 大さじ1
- 砂糖 小さじ1
作り方:
- ほうれん草は3cm幅に切り、牛肉は一口大に
- フライパンにごま油とにんにくを熱し、牛肉を炒める
- 肉の色が変わったらほうれん草を加える
- 調味料を加えて強火でさっと炒めて完成
鉄分が1人分約3mg摂取でき、タンパク質も約22g。貧血予防にも効果的です。
メニュー3: カルシウム満点!しらすとチーズのトースト
このメニューのポイント:
- 朝食や補食に最適
- しらすとチーズでカルシウムたっぷり
- 短時間で作れる
材料(1人分):
- 食パン 1枚
- しらす 大さじ2
- ピザ用チーズ 40g
- マヨネーズ 適量
- 刻みのり お好みで
作り方:
- 食パンにマヨネーズを薄く塗る
- しらすを散らし、チーズをのせる
- トースターで5分ほど焼く
- 刻みのりをトッピングして完成
カルシウムが約300mg摂取でき、タンパク質も約15g。朝食にぴったりです。
メニュー4: 鶏むね肉のガーリックステーキ
このメニューのポイント:
- 高タンパク・低脂質で筋肉づくりに最適
- にんにくで疲労回復
- コスパも良好
材料(4人分):
- 鶏むね肉 2枚(約600g)
- にんにく 2片
- オリーブオイル 大さじ2
- 塩・こしょう 適量
- しょうゆ 大さじ1
- 酒 大さじ1
作り方:
- 鶏むね肉は観音開きにして厚みを均等にし、塩・こしょうをふる
- にんにくは薄切りに
- フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて弱火で加熱
- にんにくの香りが立ったら鶏肉を入れ、中火で両面焼く
- しょうゆと酒を回しかけて完成
タンパク質が1人分約35g、脂質は控えめ。部活後の夕食に最適です。
メニュー5: 納豆とオクラのネバネバ丼
このメニューのポイント:
- 大豆製品でタンパク質とカルシウム
- ネバネバ成分で消化吸収サポート
- 食欲がない日でも食べやすい
材料(1人分):
- ごはん 茶碗2杯分
- 納豆 1パック
- オクラ 3本
- 温泉卵 1個
- きざみのり 適量
- しょうゆ 適量
作り方:
- オクラは茹でて小口切りに
- どんぶりにごはんを盛る
- 納豆、オクラ、温泉卵をのせる
- きざみのりをトッピングし、しょうゆをかけて完成
タンパク質約20g、カルシウム約100mg。さらっと食べられるのに栄養満点です。
メニュー6: 豚肉と野菜のスタミナ炒め
このメニューのポイント:
- 豚肉でビタミンB1、疲労回復
- 野菜でビタミン・ミネラルをバランスよく
- ボリューム満点で満足感あり
材料(4人分):
- 豚バラ肉 400g
- キャベツ 1/4個
- ピーマン 3個
- にんじん 1本
- もやし 1袋
- にんにく 1片
- しょうが 1片
調味料:
- しょうゆ 大さじ3
- 酒 大さじ2
- みりん 大さじ2
- コチュジャン 大さじ1(お好みで)
作り方:
- 野菜は食べやすい大きさに切る
- フライパンで豚肉を炒め、にんにく・しょうがを加える
- 野菜を加えて炒める
- 調味料を加えて全体を混ぜ合わせて完成
ビタミンB1が豊富で、炭水化物をエネルギーに変える働きをサポートします。
メニュー7: サバ缶の炊き込みご飯
このメニューのポイント:
- サバ缶でDHA・EPA、カルシウム
- 炊飯器で簡単
- 作り置きにも便利
材料(4人分):
- 米 3合
- サバ水煮缶 2缶
- しょうが 1片
- しょうゆ 大さじ3
- 酒 大さじ2
- みりん 大さじ1
作り方:
- 米を研いで炊飯器に入れる
- サバ缶を汁ごと加え、調味料を入れる
- 水を3合の目盛りまで加える
- 千切りにしたしょうがをのせて炊く
- 炊き上がったら混ぜ合わせて完成
タンパク質とカルシウムが豊富。骨ごと食べられるサバ缶は成長期の強い味方です。
食べる量を増やす工夫|我が家の実践アイデア
メニューだけでなく、「どうやって食べる量を増やすか」も大切なポイント。我が家で実践している工夫をご紹介します。
1. 補食(間食)を活用する
3食だけで必要な栄養を摂るのは大変。部活後や放課後に、おにぎり、ヨーグルト、チーズ、ゆで卵などの補食を用意しています。
おすすめ補食:
- おにぎり(鮭、ツナマヨ、おかか)
- バナナ+牛乳
- プロセスチーズ+クラッカー
- ヨーグルト+フルーツ
2. 「大盛り」を当たり前に
成長期の子どもには、ごはんもおかずも大人の1.5倍くらいの量を目安に盛り付けています。「足りなかったらおかわりしてね」ではなく、最初からたっぷり盛ることで、遠慮なく食べられます。
3. 汁物で栄養プラス
味噌汁やスープに、豆腐、わかめ、野菜、きのこなどを入れることで、食事の栄養価がぐっと上がります。水分も摂れるので、食べやすくなる効果も。
4. 「好き」を基本に献立を考える
どんなに栄養があっても、食べてくれなければ意味がありません。子どもの好きな味付けや食材を基本にしながら、栄養を足していく工夫をしています。
よくある質問|成長期の食事のお悩み
Q1. 食費が跳ね上がって困っています…
A. すごくわかります!我が家も食費は以前の1.5倍になりました。
節約のコツは:
- 鶏むね肉、豚こま肉など、コスパの良い食材を活用
- 旬の野菜を選ぶ
- 豆腐、納豆、卵など、安くて栄養価の高い食材をフル活用
- まとめ買い&冷凍保存
- 無理ない程度になるべく自炊
成長期は一時的なもの。「今だけ」と割り切って、できる範囲で栄養を確保することを優先しています。
Q2. 好き嫌いが多くて栄養が偏りそう
A. 完璧を目指さなくて大丈夫です。
嫌いな食材を無理に食べさせるより、好きな食材の中から栄養バランスを整える工夫を。例えば、魚が苦手ならサバ缶やツナ缶を使う、野菜が苦手なら味噌汁に入れて食べやすくする、などの工夫が有効です。
Q3. 部活で疲れて夕食を食べない日があります
A. 疲れている時は、消化の良いものから試してみましょう。
おすすめは:
- 雑炊やお茶漬け
- うどん
- スープ
- フルーツ+ヨーグルト
無理に食べさせず、「少しでも食べられたらOK」という気持ちで。夜食べられなかった分は、翌日の朝食や補食で補えば大丈夫です。
まとめ|成長期の今だからこそ、しっかり食べよう
中学生の成長期は、人生で一度きりの貴重な時期。この時期にしっかりと栄養を摂ることが、お子さんの未来の健康な体を作ります。
この記事のポイント:
- 中学生は大人以上のエネルギーが必要(2,600〜3,000kcal)
- タンパク質、カルシウム、鉄分、ビタミンDをバランスよく
- 3食+補食で無理なく栄養を補給
- 子どもの「お腹空いた」は成長のサイン
- 完璧を目指さず、できる範囲で栄養バランスを
「もっと食べなさい」と言うよりも、美味しく食べられる環境を作ることが大切。お子さんが「美味しい!」と笑顔で食べてくれる姿を見ると、食事作りの疲れも吹き飛びますよね。
成長期の食事作りは大変ですが、「今だけ」の特別な時期。一緒に頑張りましょう!
参考文献:
- 厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」
- 文部科学省「食品成分データベース」
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